2020/10/24 善福寺散歩 04 天祖若宮八幡宮/天祖神社東遺跡/井口稲荷/武蔵関駅前商工会/武蔵関駅/武蔵関商栄会/第二亀の湯/練馬区立学校教育支援センター関

西武新宿線の南側をだいたい線路沿いに東進。
武蔵関駅の後は南東へ進む。



天祖若宮八幡宮



 若宮八幡宮は、奈良朝時代当地に武蔵関塞が設けられたとき、関塞守護神として奉斎されたと伝えられます。関塞廃止後、長い歳月を経て慶長年間(1596~1615)に関村開村のおり村民の氏神となったといいます。
 また天祖神社は「新編武蔵風土記稿」開村の条に「三十番神社、村ノ鎮守ナリ本立村持」と記載されているとおり、もとは「番神さま」と呼ばれていましたが、明治維新神仏分離により天祖神社と改称されました。
 昭和四十九年(1974)関村の氏神若宮八幡宮天祖神社は合わせて天祖若宮八幡宮と呼ぶことになりました。 
 祭神は、天祖神社は大日霎女貴尊(おおひるめむちのみこと)、他に狭依姫命(さよりひめのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を合祀、若宮八幡宮誉田別尊(ほんだわけのみこと)、仁徳(にんとく)天皇を奉斎しております。例大祭は九月二十八日です。
 天保十四年(1843)に造営された現社殿は、明治期に一部改修が行われましたが、昭和48年当時の遺構をのこして改築されました。
 参道には二基の石造明神鳥居(明治十八年(1885)・昭和五十三年(1978))があり、拝殿前には安政四年(1857)の石燈籠をはじめ手水舎、狛犬記念碑があります。八千平方メートル余の境内は神楽殿社務所などが整備され四季の緑におおわれています。


御嶽神社




稲荷神社


厳島神社


楽殿


鳥居1


鳥居2








天祖神社東遺跡



 この付近一帯には旧石器時代(約一万三千年前)から縄文時代中期(約四千五百年前)にまでの遺蹟が数多く分布しています。武蔵関公園の富士見池の湧水とそれを水源の一部とする石神井川の水を利用して生活した人類の足跡が大地に残されています。
 天祖神社東道跡は、昭和五十八年〜六十年にかけて、営住宅建設に先立ち、発掘調査が行われました。この付近は標高約55mにあり、北西に緩く傾斜する地形で、当時も水の得やすい日当たりの良い高台で、住環境に適していたといえます。
 発掘調査面積は、約3000㎡で、関東ローム層(赤土)の上で、縄文時代の生活の跡が発見されました。発掘さ
れたのは堅穴住局跡一二軒、石蒸し調理をした跡と考えられる集石土坑(しゅうせきどこう)十五基、小穴、土坑、溝などです。住居跡から出土した深鉢形土器などの文様から縄文時代の中期に営まれた集落だとわかります。
 また関東ローム層中からは、旧石器時代の石器類が約三千点出土しました。石器や礫は地下2~5mの範囲に十九ヶ所集中して出土し、ナイフ形石器などを作っていた跡と考えられます。
 出土品は、住居跡などの図面・写真などの記録とともに教育委員会で保管しています。








◆井口稲荷



 この稲荷社は、中世、三浦半島に勢力を張っていた三浦氏の系譜に連なる関町付近の井口氏が、代々祀ってきたものです。
 創建の年代について詳しいことはわかっていませんが、井口家では次のように伝えられてきました。
 「永禄十三年(1570)伊豆国伊東の地に、三浦氏(井口氏の出自)の始祖 三浦平太夫為道公(みうらたいらだいぶためみちこう)をはじめ十八代の先祖を尊んで、井口但馬守平義久公(いぐちたじまのかみたいらよしひさこう)が願主となり、井口稲荷大明神を造立した。
 慶安二年(1649)伊豆国伊東の地より、武蔵国豊島郡関村矢倉台(現在地の当時の地名と推定される)の地に移築され、開堂供養した。云々。」
 現在の社殿は昭和四十八年(1973)に移築され、境内には寄進された赤鳥居八基があります。
 毎年二月の初午は、関町付近の各井口家、その関係者、地元商店街の諸家、一般参詣者で賑わい、井口一族の菩提寺である日蓮宗本立寺(ほんりゅうじ)住職が読経し催事を行った後、参詣者が各々祈願します。「病気の時お参りしてから医者にゆくとなおる」とされていて、現代でも絵馬や赤鳥居が奉納され、その信仰が今日に受け継がれていることを知ることができます。









武蔵関駅前商工会

商店街♪





この三叉路左に進んだ方も同じ商店街。








武蔵関駅

西武新宿線武蔵関駅








◆武蔵関商栄会

商店街。










◆第二亀の湯

銭湯♪











練馬区立学校教育支援センター関

『学校教育支援センターは教育研修、教育相談および教育情報の発信の拠点として、児童・生徒や保護者、学校を支援していくことを目的としています。また、施設内の研修室や、運動場の貸し出しを行っています。教育相談室は、光が丘、練馬、関町、大泉の4か所にあります。』
とあった。
学校教育支援センター:練馬区公式ホームページ










続く。