2020/11/26 練馬中村散歩 03 福泉善寺/願かけ地蔵尊/アトリエM/庚申塔/庚申塔/地蔵様

どんどん南下。
アトリエMの後に新青梅街道を渡り、さらに南下。



◆福泉善寺







◆上鷲宮の願かけ地蔵尊



 ここにある左側の大きい地蔵尊は、正徳五年(1715)に建立され、「奉供養念仏講中鷺宮村願主篠氏敬白」と刻まれています。念仏講とは、村の人が寄り合って念仏を唱えた信仰集団で、加入している信者を講中(こうじゅう)といいました。 右側の地蔵尊には「多摩郡鷺宮村 篠丈右衛門」の文とともに、現世だけでなく、来世での幸せをも祈願した「二世安楽」の文字が刻まれています。地蔵尊は区内の石仏の中で最も多く、人びとはいろいろな願いごとを託してきましたが、ここにある大小二体の地蔵尊には次のような話が伝えられています。
ーーこの地蔵に祈願する人は、白装束で真夜中に祈りながら右側の小さい地蔵を倒します。すると大きい地蔵は、倒された地蔵を起こしてほしいために願いごとをかなえてくれるといわれ、願いがかなったら、自分の手で小さい地蔵を起こしに行くというものです。ーー
このような風習は、昭和三十年(1955)項まで続いたそうです。






◆アトリエM




画家 三岸好太郎. 節子夫妻のアトリエとして昭和9年(1934)に建築。好太郎がデザインしドイツのバウハウスに留学した建築家 山脇巌が設計、好太郎は竣工を待たずして亡くなりましたが節子がアトリエを完成させその後住宅兼アトリエとして使用していました。

外観は直方体を組み合わせた平明なデザイン。二層吹抜けの内部は螺旋階段をアクセントに天井まで大きく切り取った全面ガラス窓を南東面に設ける施主の感性と設計者の理念が具現化されたモダニズム建築。

2014年3月国の登録有形文化財に認定
2017年5月 DOCOMOMO JAPANに選定

アトリエはレンタルスタジオとしても開放しております。
収益は建物の維持修復に充てさせていただいております。
CM映画ドラマ等の撮影利用、イベントやギャラリーの開催等幅広い目的でご利用いただけます。


こちらは以前お邪魔したことがある。
2019/11/04 02 文化財ウィーク「三岸家住宅アトリエ」 - ovanの社会科見学





庚申塔






庚申塔






◆地蔵様







続く。