2022/12/07 観音寺




山 号  蒙山
本 尊  十一面觀世音菩薩
開 基  賢榮和尚  寬文十三年(一六七三年)
宗 派  真言宗豊山派
總本山  長谷寺 奈良県桜井市初潮
祖 師  宗祖 弘法大師(空)   中興祖 興教大師(党理)   派祖 專套僧正
開 宗  真言の教えは、仏教のとしてインドに起こり、中国を経て平安時代初期に弘法大師によって日本に伝えられ、真言宗として成立しました。
教 え  大日如来を中心とした曼荼羅思想などです。
札 所  御府内八十八方所 第五十二番    鹿島八十八,所 第五十二番
御詠歌  たいさんへのぼれば汗の出てけれどの世を思えば何の苦もなし
お 経  般若理趣莎・光明真言など
ご宝号  南無大師遍照金刚・南無興教大師
真 言  オンマカキャロニキャソワカ





◆慈雲山観音寺の庚申塔



 寛文四年(1664)に八名の施主によって立てられた庚申塔である。形態は舟形で、地蔵菩薩立像を主尊とする。 主尊の左右及び下に銘文が刻まれ、台座には施主八名の個人名が刻まれている。高さは124cmである。
 庚申信仰は江戸時代に流行った民間信仰で、六十日毎の庚申(かのえさる)の日は徹夜して人の体内に棲む三尸虫を滅する行を行う。これを十八回(三年間)行うと結願となり、その際に庚申講の人たちにより庚申塔が立てられることが多かった。区内に四十基余りある庚申塔の中では比較的古い時代に立てられたものであり、珍しい地蔵菩薩像を主尊とする庚申塔である。





◆石塔





◆山門






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