2023/10/05 小平市ふれあい下水道館




2015/11/05 に訪れたことがあるので、興味のある方は以前の日記へ。
2015/11/05 part2 ふれあい下水道館 - ovanの社会科見学



今回のお目当ては2015/11/05に無かったデザインマンホール。





屋外展示は、前回日記にしていなかったので記しておく。

◆礫泥水加圧セミシールド掘進機



 この機械は地中深く、 直径700ミリの下水道管を設置するときに使用するものです。 この機械で地中にトンネルを掘って進み、 トンネルが掘られると機械後部に管を設置しながら、 順次、 前進し下水道管を設置する作業をします。 特に市街地では、地上の日常活動に支障なく工事が進められるので、画期的な土木機械として数多く使われています。




◆浸透マス/メトロレンガ



浸透マス
 このマスは、 雨水を地下に浸透させる構造をもったもので、 汚水を流すところではありません。 このマスは底がなく、下に砕石が敷かれ、土と砕石の間に透水シートを入れた構造になっています。 浸透しきれない雨水は下水管に流れるようになっています。

メトロレンガ
 ここに使われているレンガは、 下水汚泥の焼却灰だけで作られたものです。 焼却灰を金型に入れて約1t/cm の圧力でプレス成形したものを、 1,050℃℃ほどで焼成すると出来上ります。 この技術は東京都下水道局が開発したもので、 北多摩一号処理場で製造し、 提供されたものです。




◆湿地帯



 私達の先祖は、 玉川上水から飲み水を得ていました。 現在の私達が汚した水は多摩川が受け入れてくれています。 その母のようなおおらかな姿に私達小平市民は、 朝夕接することはできません。せめて水に生きる小さな生命が見られるように、 この池を作りました。 いつの日かここから巣立つトンボの姿に水の恵を考えてみましょう。
 どんな生物が見られるか調べて見ませんか。
 ここに植えられた水草は、ガマ、シュロガヤツリ、サワキキョウ、ツリフネソウ、ヘラオモダカキショウブ、セリ、スイレン等で、上~下流の岸辺や沼・湿地に多く見られます。




◆記念碑



 小平市の公共下水道は昭和45年度に着工し、幾多の難工事に遭遇したが、多くの工事関係者の懸命な努力により平成2年度についに完成した。ここに工事関係者に感謝し、工事中に不慮の事故により亡くなられた方々のご冥福を祈り、永く後世に伝える記念碑とする。




HPはこちら
小平市ふれあい下水道館|東京都小平市公式ホームページ


休館日
月曜(休日・祝日の場合は、その翌日)
年末年始(12月27日から1月5日まで)
とありましたが、行かれる方は事前にHPなどチャックしてから行ってくださいネ!



場所はこちら