2023/10/11 良价山 宗格院


『文禄2年(1593年)、山本忠房は宗格庵と称する草庵を開いたが、興福寺(八王子市東浅川町)6世の永雲によって良价山宗格院となる[1]。
墓地には八王子千人同心組頭松本斗機蔵の墓(東京都指定旧跡)がある。
境内には江戸時代初期、八王子建設に当たった代官頭大久保長安により浅川の氾濫を防ぐため築いた堤防の一部が残っている。この堤防は長安の官位である石見守に因んで「石見土手」と呼ばれた。八王子市の史跡に指定されている。
寺の北側には八王子千人同心の馬場があったことから、現在の国道20号西八王子駅東」交差点から宗格院までの道を「馬場横丁」と言い、同交差点にある山梨中央銀行の側には「馬場横丁の碑」が立っている。
2009年(平成21年)から八王子七福神の寿老尊の札所となり、正月の間、七福神巡りで賑わいを見せている。 』
宗格院 - Wikipedia



 八王子総奉行「大久保石見守長安」は、高尾山 景信山を水源とする浅川のたびかさなる氾濫を憂慮して、慶長年間、川沿いに堤を築いた。これが「石見土手」と呼ばれ、上流は千人町、日吉町、元本郷町に、下流は新町甲州街道沿いに築き、土手に竹などを植えたと言われている。明治末頃まで所々に残存していたが、現在はここ宗格院境内に往時をしのばせる石垣堤が残っているだけである。





◆寿老尊



「せき地蔵尊」 について
宗格院開基山本弥衛門忠房の娘 「山本せき」 の供養の為のお地蔵様です。
宗格院は文禄二年 1593年の創建です。 430年程前です。「山本せき」は、女性ですが、 お酒が大変好きで、この 「せき地蔵」 にお酒を供えると、 咳 喉の病等) が良くなると言われています。
昔は、竹筒にお酒を入れて供えたそうです。今でも、多くの方がお酒を供えお参りをしていきます。
※神仏にお願いして、病気等が良くなりましたら、お礼まいりを忘れずに。





水子地蔵





地蔵堂





◆石仏など





◆山門





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