[
東やまと20景
東大和公園の東側に隣接しています。
この寺院は、 過去に不慮の災禍で古記録が消失したため、創建当時の事情は定かではありません。ただ、この寺院にある歴代塔には、賢誉法印(平治元(1159)年寂)を始祖という記録があります。
徳治2(1307)年の年号のある板碑は、市郷土資料になっています。
また、鐘楼門 (梵鐘を懸けた山門)は、寛延2(1749)年に建てられたものです。
山門と美しい庭園がやすらぎを与えてくれる静かな寺院です。
円乗院が所有する徳治二(一三〇七)年銘の板碑は、市内でも古い紀年銘をもつ板碑である。
長さ73cm、幅21.5cmの緑泥片岩製で、現在は本堂に保存されている。
板碑(青石塔婆ともいう)は、墓標ではなく、供養塔であり、現在、墓石の後にたてられる木製の卒塔婆と同じ意味をもつものである。
◆句碑
朝に夕に
守られているうれしさよ
朝にヌに手をあわせよう
感謝のまことをさらけよう
作詩 坂村真民
『坂村真民(さかむら しんみん、1909年1月6日 - 2006年12月11日)は、日本の仏教詩人。本名昂(たかし)。一遍の生き方に共感し、癒やしの詩人と言われる。 』
坂村真民 - Wikipedia
◆千体地蔵尊供養塔
場所はコチラ