2023/11/22 国立科学博物館「和食 日本の自然、人々の知恵」








2013年に「和食 日本人の伝統的な食文化」 がユネスコ無形文化遺産に登録されて以来、和食への関心は世界的に高まっています。 本展は、東京オリンピックパラリンピック競技大会を機に企画され、 科学的・歴史的な観点から和食に迫る大規模展覧会として2020年3月に開催する予定でしたが、 コロナ禍の影響で中止となりました。このたび、ユネスコ無形文化遺産登録10周年の記念の年にあたる2023年に、改めて本展を国立科学博物館で開催し、その後、全国各地にする運びとなりました。

和食の多様な食材は、南北に長く、 海、山、表情豊かな日本列島の自然によってもたらされています。 生命を有水、土と関わりの深いキノコや山菜、魚・甲殻類、海藻 そして、さまざまな人々の手で持ち
込まれた野菜 。本展では、これらの食材について、自然史実物標本や模型、映像展示を活用して、科学的な切り口で紹介します。
和食はは 外来の食文化を柔軟に受容しながら発展し、今なお変化を続けています。 その歴史的変遷を、明治時代に広まった日などにもしつつ、料理の再現模型や史資料を通じて紹介します。 あわせて、
人々の知恵や工夫が生んだ。日本古来のバイオテクノロジーの成果とも言える発酵食品についても解説します。

和食を知ることは、日本の自然とそこに暮らす人々の知恵や歴史を知ることです。 本展が、日本列島の多様な自然環境と人々の営みに対する理解を深め、和食を"もっとおいしく味わっていただくきっかけとなれば幸いです。

最後になりましたが、本展の開催にあたり、貴重な自然史標本や史資料などをお貸し出しくださいました関係機関及び関係者の皆様、ご後援、ご協賛ご協力を賜りました関係各位に心よりお礼申し上げます。















和食をテーマでどう展示するんだろうと思って見に行ったが、勉強できることがたくさんあり、かなり充実した時間を過ごすことができた。
図録を買ったのであとでもう少し勉強してみます。
頭がちょっと疲れました(w