2024/04/26 九ヶ村用水取水口跡・九箇村用水樋管(九ヶ村用水樋管)


九ヶ村(くかむら)用水取水口跡





江戸時代以来、昭島、立川両市域の水田をうるおしてきた九ヶ村用水の取水口です。
九ヶ村は、昭島市域の拝島、田中、大神、宮沢、中神、築地(ついじ)、福島、 郷地の八ヶ村(はちかそん)と立川市域の柴崎村(しばさきむら)のことです。
今も残る樋管(ひかん)は、 明治44年(1911年) に築造されました。 近くにある水神の石碑も同年の造立です。
昭和の初め、 村山・山口両貯水池が完成し多摩川の水量が減ると、この場所からの取水が困難となりました。 そのため、 昭和8年(1933年) に約200メートル下流に新たな用水堰 (現在の昭和用水堰) が作られ、 役目を終えました。







◆九箇村用水樋管(九ヶ村用水樋管)

江戸時代以来、昭島、立川両市域の水田をうるおしてきた九ケ村用水取水口跡です。今のこる樋管(ひかん)は明治四十四年(1911)に築造され、水神の石碑も同年の造立です。しかし、昭和のはじめ、村山・山口貯水池の完成で水量が減り、取水が困難になりました。そのため、昭和8年(1933)下流200mに、新たに用水樋が造られました。








◆水神







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