まだまだ細い路地を北西へ進む。
だいたい白子川沿いになるかな。
上は関越自動車道。
この辺りの構造物は複雑だね・・・。
この場所には、かつて弁財天が奉られた池があり、明治初期には共有地として、水田耕作の水の神として多くの方から信仰されていたといいます。池の面積は約九千坪(290㎡)ありました。
弁天池はその後埋立てられ、大泉氷川神社(練馬区大泉5丁目15-15)境内に移転されています。
この池は、弁天池の復元をイメージして整備した施設です。
田んぼ
白子川流域は、現在でも湧水や斜面林等の豊かな自然環境が残されており、生き物の貴重な生息空間となっています。
練馬区立大泉橋戸公園の「田んぼ」は、園内に残る弁天池の有髄を活用し、かつて白子川流域で行われていた水田を復原整備したものです。白子川流域の原風景のひとつである水田の復元によって、多くの生き物の生息空間を提供するとともに、次世代へ地域の歴史の営みが語りつがれるよう願っています。
なお、この「田んぼ」は、平成23年度の東京都農業・農地を活かしたまちづくり事業の補助金を活用し整備したものです。
調節池の概要
この公園の地下は、「比丘尼橋下流調節池」になっています。
調節池は、台風や集中豪雨など大雨の時に、白子川の水位が一定以上高くなると、河川沿いにあるせきから、流水を一時的に調節池内に取り込み、調節池より下流の河川流量を減らし、水害を防除、軽減させるものです。
また、調節池に流れ込んだ水は、調節池下流部の白子川の水位が下がり、安全が確認できた時点でポンプにより白子川に排水します。
この調節池の大きさは、面積 13,800m(公式サッカーコート約2面分)、深さ23.5m(9階建てのビルとほほ同じ高さ)で、最大約21万m°(50m公式プールの約125杯分)の水を貯めることができます。
続く。