今月いっぱいで閉館ということだったので、ワニガメさんと行って来ました。
NTT東日本が運営する「NTT情報通信館」(2・3階)と、通信文化協会が運営する「郵政資料館」(3階)とに大きく分かれています。
まずは2階から・・・・・
最初に「志田林三郎」氏の紹介があります。
佐賀県出身の彼は数学が得意で神童といわれ、日本に電気が普及する上で重要な役割を果たした人物です。
wikiのページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E7%94%B0%E6%9E%97%E4%B8%89%E9%83%8E
そのほか、電話の歴史についてイロイロ勉強できました。
見たこともないような古い電話や公衆電話など、たくさんありました。
この博物館、郵便のほうは引越しするみたいだけど、NTTのほうはつぶすんですよね?
これらコレクションはどこにいくんでしょう。。。。。
他にも古いポケベルや、交換機、NTTの人たちが一生懸命保守にあたる映像などを見させてもらいました。
こちらのお部屋だけで2時間以上居たのかなあ?
とても内容の濃い博物館です。
NTTは2階と3階の一部、割と広い展示でした。
お次は3階の郵政資料館
「前島密」氏の銅像
明治のはじめ、日本に郵便の仕組みを築く。「日本近代郵便の父」と呼ばれ、現在でも1円切手の肖像として有名だそうです。
「縁の下の力持ちになることを厭うな。人のためによかれと願う心を常に持てよ」
いい言葉ですね。
江戸遷都、国字の改良、海運、新聞、電信・電話、鉄道、教育、保険など、彼の功績はいっぱいあります。
今まで名前すら聞いたことがなくて恥ずかしいです。
制服を見たご年配の女性が、
「この制服着たことがある〜」
と、言っていたのが印象的でした。
世界各地の郵便切手のコレクションがあり、その量にビックリしました。
誰がどうやって集めたんだろう?
全部見るのに1週間は通わないと見られないでしょうなあ。
世界のポストなんてのもありました。
移転先でみられるかな?
結局5時間近く滞在していました。
入館料も大人で110円。
こんなに素晴らしい博物館がなくなるのはしのびないですなあ。
もっと早くに気がついて通っておけば良かったと思う博物館なのでした。