平井駅南側エリアをどんどん南下。
◆豊川稲荷
マンションの敷地内にある神社。
「ここから先は居住者以外立ち入り禁止」
とあったので、遠くからお参り。
◆最勝寺
天台宗で牛宝山明王院と号し、大正2年(1913)に、本所表町(現・墨田区)から現在地に移転しました。開山は、貞観2年(860)で、慈覚大師の建立です。
墓地には烏亭焉馬(戯作者)、富田木歩(俳人)の墓および、柔道界の鬼と言われた徳三宝の頌徳碑と同夫妻の墓があります。
■木像不動明王坐像
正和56年(1981)1月登録 江戸川区登録有形文化財・彫刻
像高は127センチです。本所表町にあった最勝寺の末寺、東栄寺の本尊でした。江戸五色不動(目青・目赤・目黄・目白・目黒)のひとつ「目黄不動」の名で知られています。名像良弁の作といわれ、将軍家の信仰が厚かったといわれています。
天台宗で、嘉桂山西光院と号します。もとは本所竹町にありましたが、明治十四年(1818)現在地に墓地を移し、昭和二年(1927)に本堂その他の建物を移転しました。本所にあったころ、門前に枳(からたち)の木が並んでいたので、通称「からたち寺」と呼ばれ、今でもその名は通じています。
嘉祥元年(848)慈覚大師が開山し、正和三年(1314)舜慶法印が中興したものと伝えられています。
本尊は木造阿弥陀如来立像です。寺宝に神田宗庭筆の千手観音像を所蔵しています。
墓地には、越知二楽(兵学家)、荻野楳塢(仏教学者)、寺島梅里(画家)、清元延寿太夫(清元)、那波征甫(浅草紙創始者)、山本梅痴(画家)などの墓があります。
続く。