
街の風景
濱田 卓二
大都市の入り口に位置するも自然は守られ、 行き交う人々の暮らしと賑わいが伝わる国立の風景を表現しました。 有機的な丸みと柔らかな曲線が自然と人を、幾何学的なラインが都市をイメージさせています。

太陽の雫
朝野 浩行
太陽の光の雫が降り注ぐような形を表現しました。彫刻の穴を通り抜けた光は反対側のくぼみに影を映します。 その影の形は雫のように感じられ、見る人の心に陽の光があふれることを願って制作しました。

神像 (道ゆく人に幸福を・・・)
武荒信顕
行き交う人に幸せを届ける 「神様」 が現れました!!人々を幸福にする為に現れたのです。 輝く太陽の下で、 そして、 雨の日も風の日も、暗い夜でも月夜でも、街を見守り、あなたを幸福にする為に現れたのです。

舞
森佳三
世界はいつもバランスを求めている。 バランスには立たせる力があり、 その力は世界が自らの構造を絶えず変え、開かれた明るみへと向かうことを可能にする。 そのような運動の現れる舞の動きから生まれたのが、この 《舞》 である。

DREAM HAS A PLACE
小野田 勝謙
大きな2匹のイルカは親で、 3匹の子供達が元気にジャンプしている。 又は 2匹は先生で、 3匹の生徒達が楽しくジャンプしているのかな。
明るい光を放つイルカ達が、 心に夢と希望を与えてくれますように。

地中からの贈りモノ
藤島 祥枝
凸凹道を、草むらを、裸足で歩く。 つま先で、踵でと歩くとき、 地中の奥深くに在る地殻から、 雅やかで騒がしいエネルギーが伝わってくるような「贈りモノ」に心が躍る。

象
加藤 淳
街に溶け込み親しみのある生き物の様な形をイメージしました。 学校の行き帰りや散歩の途中にふと見て何かを想像するきっかけになればよいと思っています。 街の緑地に住むそれを私は象と名付ける事にしました。
EARTH VIBRATION 天使の梯子


KUNITACHI ART BIENNALE 2018
EARTH VIBRATION 天使の梯子
近持 イオリ
天使の梯子は天と地とを結びつける優しい光の梯子、 様々なストーリーが重なり合い、 光と影の調和・をほどこし、その波状が人間と自然と宇宙の間において太古からのエネルギーを感じるカタチとなる。

たけくらべ
山本 恵海
この街は私にとって妊婦だった友人、母となった友人と出会った場所だ。 国立は、生命や暮らしを感じるあたたかいところだと思う。 ここで暮らす人々と一緒に成長を歩める“1 つの芽” のような存在でありたい。

花と空と太陽と
小笠原 伸行
さくら通りの四季折々に変化する風景を、花のようでもあり、太陽のようでもある彫刻に開いた窓から風景を楽しんでもらえればと思います。

月出
金景 Kim Kyoung-min
月をイメージした作品。 月は誕生や真理の始まりなど様々な意味を含め、暗いところでもっと光輝く。 特に、 満月のときはとてもきれいで、 我々の心を動かすのではないか。 その時の我々の感情と言葉を考えながら水で表現し、 新しい動きを創作する。 満月の形を考え、 月が時と場所によって変化するように、 作品も見る角度によって変わって見えることを表現。 その形をステンレススティール素材で制作し、 水の存在感を高める。

ZORO 2
岡村 光哲
この作品の最初のイメージは一つの楔(くさび) でした。 それがいくつも重なり、-ぞろぞろーと動く様な姿になりました。 人は一人で生きていけないように、街も多くの人達の関わりの中で成長していきます。 国立市も一本の桜、 一人の市民から成長し、 今の緑に囲まれた学園都市として多くの人達に愛されています。 一つの楔が重なり成長するように、これから国立市が文化、 生活の発信地であることを願いつつ、ひとつずつの楔に思いを託しました。

重くて、 脆くて、とても厄介なもの
中島 真理子
重くて脆くて扱いづらい素材であるにもかかわらず、人は石という素材で何か別の 「モノ」をつくろうとします。 けれども、 私は何かをつくり出すことではなく、その姿かたちを変えることで、その石が “在る”ことに気づくことができればと思っています。
石の性質を際立たせただけのこの作品を街中に置くことで、 「モノ」そのものにではなく、それが “在る” という「モノ」の存在自体に興味を持つ人が一人でもいたとすれば、面白いと思うのです。

風の球体
チーム美山
私達の祖先が初めて地球儀なるモノを知ったのは今から400年ほど前、日本がいかにも小さな島国で世界がどれ程大きいのかに驚かされた事であろう。 現代、情報社会に生きる私達だが、 どれ程世界を意識して生活しているのだろう。 なくならない紛争、難民、 飢餓、止められない砂漠化・・・。 普段生活している街角に地球儀を出現させて日々の生活の中で地球を意識してもらう事が願いである。

KUNITACHI ART BIENNALE 2015
進化景色 (都市の森)
土田 義昌歴史をこえて、 人間が思い大切にしていることを表現し、 伝えていけるものをイメージしている。 作品がうつりかわる木々の変化にみえたり、都会の町の風景や家族がよりそうようにも見えたりと、印象を膨らませていただきたい。 人にやさしい街で、ほっとできる彫刻を制作してみた。

記憶のひきだし
長野 真紀子
大切にしたい風景がある
幼い頃に遊んでいた公園や並木道を通りかかった時、 現在の私がその場に存在し、目の前の風景を見ているが、 そこに見えたものは、過去そこで遊んでいた私の記憶だった。 この作品を見ることで人が持っている記憶が想起され、 この街が私達と共に有り、 幸福感を与えてくれる場の証明になることを願い制作した。

































