東西に細長い左近川親水公園を西へ進む。
◆左近川と海岸水門
左近川は、古地図には「古江戸川」とあるように江戸川の分流の一つでした。かつて漁業の盛んだったころは、河口の船溜まりとしてのつとめを果たしてきました。近年までは排水路の役割もしてきましたが、下水道の整備によっての役割を終え、広い川筋を生かした親水緑道として生まれ変わりました。
葛西海岸には江戸時代に堤防がつくられ、度重なる高潮に対して幾度か修復を繰り返してきました。昭和九年になると本格的な堤防計画がたてられ、戦争による中断もありましたが、昭和三十二年四月に高さ6m、延長5kmにわたる堤防が完成しました。左近川の河口には海岸水門もつくられ、以後長い間多くの人々の生活を守ってきました。その後、昭和四十七年から始まった葛西沖の土地区画整備事業により河口部が埋め立てられたため、水門の役割を終えています。
◆江戸川区新田コミュニティ会館
江戸川区の施設。
www.city.edogawa.tokyo.jp
◆新田はらっぱ公園
◆河中稲荷神社
◆西葛西歩道橋
下は葛西中央通り。
◆中左近橋
下は左近川。
◆ベルク江戸川臨海店
続く。
