そのままではないが、新川に沿って西へ進む。
少し賑やかなところになったきた。
◆下今井熊野神社
熊野神社は、旧下今井村の鎮守で、「おくまんさま」とよばれて、江戸川を上下する船人の信仰を集めていました。宝永年間(1704~1711)の創建と伝えられ、祭神は伊佐奈美神です。
■おくまんだしの水
本神社前の江戸川は、「おくまんだし」とよばれ、水流の関係で深い瀬となっています。ここの水は、とくにきれいで、こなれていたために、昔は徳川将軍家の茶の湯につかわれていたと伝えられています。
野田の醤油の製造をはじめ、本所、深川、大島あたりでもこの水を買って飲んだといわれています。
■芭蕉句碑
本神社境内の左隅にあります。
「茶水汲むおくまんだしや松の花」
芭蕉の句と伝えられています。昭和四十三年十月十五日、氏子のかたがたによって建てられました。
芭蕉の句碑
これは枝垂桜かな?
春に来てみたい♪
左下に見えるのが「芭蕉の句碑」
熊野神社広場
境内の一部が公園になっていた。
旧二之江村の鎮守で香取神社と称し、明治六年、村社となりました。創立年月は定かではありませんが、経津主命を祀り、現在地にありました。
八幡神社は寛文年間(1661~1673)の創建で、誉田別神を祀りました。もとは地元妙勝寺の境内社であって、三十番神ともいわれましたが、昭和四十二年十二月香取神社と合祀して、新たに二之江神社としました。
■二之江神社のケヤキ
境内のほとりを流れる親水河川古川が天正時代(1573~1592)の昔、当時の行徳の塩を江戸に運ぶ水路として利用されたといいます。当時の面影をその年輪に刻み込むように、境内にケヤキの大木があります。樹齢500年ともいわれ、樹周160cm、樹高20m余の区内屈指の巨木です。
説明板に書いてあったケヤキ
◆二之江宮前通り
立派な門構えのお宅だね。
左下にある碑に「二之江宮前通り」とあったが、
他に特に何も書いてなかった。
続く。
※2021/11/09 レイアウト、説明版の文字化など変更。