細い路地を南下。
◆庚申塔(徳丸2)
◆「下駄」像
上記「庚申塔(徳丸2)」の目と鼻の先にある。
作者は「山口克明」とあったので調べてみたのだが情報が見当たらない・・・。
徳丸四丁目(原口)の庚申塔と地蔵菩薩 向かって右が寛文八年(1668)十一月十 五日に道清以下二〇名によって造立された庚申 塔、真ん中が享保八年(1723)十一月二十 八日に徳丸講中一五人によって造立された庚申塔、左が元禄十三年(1700)十月に造立さ れた地蔵菩薩です。
このような庚申塔を建立した庚申講は、中国道教の三尸説を基に日本の密教や神道、習俗な どが合わさり成立した民間信仰である「庚申信 仰」のために結ばれた講集団です。三尸説とは、 人間の日常の罪科を体内に棲みつき監視してい る「三尸」という虫が、庚申の日の就寝時に天 帝へ報告にあがるというものです。それを妨げるには徹夜で寝ないことが必要となるため、 人びとは講を組み、青面金剛に祈りをささげ、 共同で飲食などをして語り明かしました。
当庚申塔・地蔵菩薩は、平成二十六年三月に これらを守る徳丸原念仏講によって新たに整備 されました。石像の上に小屋掛けがなされ、ま た角塔婆が建立されるなど地域の文化財として 大切に保存されています。 区内所在の庚申塔は、平成十六年度に区登録 有形文化財となりました。
続く。