前の日記からの続き。
https://ovanrei.hatenablog.com/entry/2023/11/16/203500
◆東京街道アパート
「狭山丘陵の古狸」
狭山丘陵のくぼ地にあった農家が、養鶏をしていました。
ところが、その農家の大切な鶏が、毎晩一羽ずついなくなりはじめました。困った農家の人が囲いをきっちりと直しても、必ずいなくなってしまいました。
ある朝、井戸の調子が悪いので、農家の人が井戸をのぞいてみると、そこには、何か黒いものが浮いていました。
急いで引き上げると、なんとそれはころころと太った古理だったそうです。
たぶん、この古狸は、鶏一羽を食べ、満腹になって気がゆるんでしまい、あやまって井戸に転落したのでしょう。それ以来、鶏が盗まれることはなくなったそうです。
狭山丘陵にも以前は狸が沢山いましたが、最近では、めっきりその姿を見かけることはなくなってしまいました。
ー東大和のよもやまばなしからー
この作品は、狭山丘陵の古狸をイメージし、東大和市美術工芸品設置事業の一環として製作したものです。
◆富士見町歩道橋
下は※東京街道。
◆エステート富士見台団地