
細君と国立科学博物館「特別展 鳥」を鑑賞。

鳥だけで、あの広いスペースを埋められるのかな?
と思ったけど、ものすごい展示量、情報量に圧倒された。

本展は、国立科学博物館が鳥類をメインテーマとして開催する初めての特別展です。 急速に進展するゲノム解析による鳥類の系統研究を骨子として、鳥類の最新の系統を展覧会の形で表しました。 鳥の言葉や認知など生態に関する最新の研究成果や鳥類の起源と進化に関する標本も集め、 厚みのある構成としました。 獣脚類恐竜から進化した鳥類は、中生代白亜紀の時代から複数の系統を保ち、 新生代になってから爆発的に多様化しました。現生の鳥類は約11,000種と、 陸生脊椎動物の中でもっとも多くの種に分かれ、 大空や大地、 水中、 そして高地から極地までと地球上の様々な環境に生息し大繁栄しています。 そんな鳥の素晴らしさを感じていただくとともに、 多くの方々が、 鳥のことがもっと好きになり、 鳥と共に暮らす地球のことを考えていただくきっかけとなれば幸いです。
最後に、 本展の開催にあたり、貴重な資料や標本をお貸出しくださった関係機関・関係者の皆様、ご協賛、 ご後援、ご協力、ご助言を賜りました関係各位に厚く御礼申し上げます。

監修者からのごあいさつ
鳥はとても魅力的な生き物で、 私たちの関心を集めることができる。 保全生物学では、 目立つ象徴的な生き物であり、かつその種を守ることで広く生態系全体を守れるような生き物のことをアンブレラ種と呼び、主に生態系の頂点に立つ捕食者を指すが、それにならえば鳥類全体が 「生態系アンブレラ」ということもできる。 地球環境の危機が感じられ、 生物多様性が重視される今日だからこそ、 鳥の魅力をもっと知り、 鳥を守ることを通して生態系を守り、ひいては私たち自身の生活基盤と地球の未来を守ることにつながっていくことを期待したい。

はく製や骨格標本などがたくさん展示されていた。
最近美術系の展覧会に行くことが増えたけど、やっぱりこういった科学系の方が好きだなあ。
情報が多すぎて整理しきれないので後で勉強するために図録も買っておいた。
いつななるかわからないけど、じっくり読んでみようと思う。
図録に4コマ漫画みたいなのが載っていなかったー。
それだけが残念。
面白かったのになあ。


