2019/07/18 02 久我山散歩 01 久我山駅/富士見ヶ丘2号踏切/久我山橋/富士見ヶ丘1号踏切/地蔵尊/道標付庚申塔

三鷹を散歩した後は吉祥寺から井の頭線久我山まで移動。
久我山から西荻窪まで散歩する。



かなりジグザグ・・・。




久我山駅

スタートの京王井の頭線久我山駅
奥に写っているのは下記の富士見ヶ丘2号踏切。



富士見ヶ丘2号踏切

久我山駅のすぐそば。






久我山









富士見ヶ丘1号踏切




先程の2号踏切とその奥の久我山駅が見える。
ものすごく近い。




地蔵尊

上記、富士見ヶ丘1号踏切のすぐ脇にあった。





◆道標付庚申塔




 この庚申塔 は、 道標付庚申塔 として、区内で最も古く、享保七年(1722)に造立されたものです。
 庚申信仰は「長生きするためには、庚申の夜は身を慎しみ、諸善を行い、徹夜をすべきである」という中国の道教説から始ったようです。それが日本に伝わってからは、中世以降仏教や神道の信仰と習合して、庶民の間にひろまりました。
 江戸時代 には、ここに見られるような 青面金剛 を本尊として邪気を踏まえ、不見(みざる)・不聞(きかざる)・不言(いわざる)の 三猿 、二鶏等が彫られるようになり、石塔を造立し、悪疫退散、村内安全等の祈願を行うことが盛んになりました。
 この庚申塔は、 道標 として側面に、「これよりみぎいのかしら三(み)ち」・「これよりひだりふちう三(み)ち」と刻まれ、かっては、井の頭弁財天信仰者の道しるべとなっていたように思われます。
 また、この庚申塔は、当初からこの分岐点に造立され、願主名も列記されており、近世における久我山の歴史や交通路を知るうえで、一つの重要な資料といえます。
 以上のことから、この庚申塔は、杉並区有形文化財として登録されました。
 今後とも、このような文化財を一層大切に守りつづけたいものです。





続く。