2019/11/06 02 たばこと塩の博物館「ミニチュア展」

刀剣博物館の後は「たばこと塩の博物館」へ。
こちらもぐるっとバス。



おめあてはこちらの「ミニチュア展」





 小林礫斎(れきさい)という、大正から戦前にかけて、驚くほど精巧なミニチュアを制作した職人がいます。礫斎は、もともとは牙彫(げぼり)という、動物の牙を用いる細工物の職人で、たばこ入れの一部でもある根付やきせる筒などを制作していました。
 礫斎の活躍した時代は、日本人の生活が変化し、服装も和装から洋装へとかわっていく時代でもありました。服飾品などを制作してきた牙彫、金工、漆工の職人たちは、活躍の場を失っていきますが、このような時代背景もあり、礫斎を中心に、優れた技術をもつ職人たちがミニチュア制作に関わることになりました。
 たばこと塩の博物館では、これまでに計4回のミニチュア展を開催し、小林礫斎とそのミニチュアが制作された時代背景について注目してきました。展示を重ねていくなか、明治から戦前にかけて制作されたミニチュア作品が当館に寄賭され、現在では約1500点にのぽる資料群となりました。そのうち約800点は礫斎作品を含むオーダーメイドのミニチュアです。これらは素材も吟味され、わずか数センチの作品でありながら扉や引出しがあれば開閉し、1ミリのコマでも実物と同じように回転するなど、職人たちの超絶技巧が遺憾なく発揮されています。
 今回は、当館が墨田区に移転・リニューアルオープンしてはじめてのミニチュア展となります。あまりに小さく、目が疲れてしまうかもしれませんが、ぜひ、目を凝らして、当館所蔵のミニチュアの魅力を御覧ください。





展示されているミニチュアの写真を撮ったのでUPしますが、あまりにも精巧すぎてどのくらい小さいものなのかが写真ではわからないね・・・・。
ご興味のある方は2019/12/1まで展示しているのでぜひ足を運んでみてください。








他にもご覧になりたい方はアルバムをご覧いただきたい。
20191106 03 たばこと - ovanrei's fotolife





余にも細かすぎて、目が疲れた・・・・。
見てるだけで目が疲れるのだから、作った人はすごいね。
根気が必要な仕事は僕にはできそうもなくてただただ頭が下がるばかりであった。



前回来たときの日記はコチラ↓
2015/07/10 part1 たばこと塩の博物館 - ovanの社会科見学



たばこと塩の博物館のHPはこちら↓
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/index.html


場所は「本所吾妻橋」から徒歩10分ほど
今回は錦糸町駅から歩いたので15分くらいかかっただろうか。
休館日は「月曜日(月曜日が祝日、振替休日の場合は直後の平日)、年末年始(12月29日~1月3日)」とのことですが、行かれる方は事前にチェックしてから行ってくださいネ!