2021/02/06 野方散歩 06 がんかけ地蔵尊/沼袋西公園/千歳橋/平和の森公園/新井住宅/新井第3住宅

野方駅の後は東へ進む。
千歳橋で妙正寺川を渡り、さらに東へ進む。
平和の森公園からは平和公園通りを南へ進む。

◆がんかけ地蔵尊

庚申塔・地蔵尊・二十三夜（にじゅうさんや）碑
　庚申塔には、太陽と月、青面金剛、三匹の猿、にわとりなどが彫られています。
　この付近の人々三十一人が建立したもので、石の側面には享保ニ十一丙辰（ひのえたつ）天三月吉祥日 (1756)と彫ってあります。台石には「右中村道左さぎのみや道」と記され、道しるべの役をはたしていました。
　地蔵尊は、延享（えんきょう）元年(1744)九月建立されたもので、沼袋村の矢島亦（また）右衛門のほかに、とめ、多よ、いちなど女性の名前が記されています。台石には、秩父、坂東、西国の観音霊場百ヶ所をめぐり、長寿福楽と来世での安穏を願った旨の文字が読みとれます。
　ニ十三夜の碑は、昔、このあたりで疫病がはやったことがあり、祈橋師から以前にこの地にあったはずのニ十三夜塔を再建するようにとのお告げがあり、関像者八人によって昭和二年(1927)に建てられたものと伝えられています。

お知らせ
　がんかけ地蔵尊にお参りの皆様の家内安全、身体健全、商売繁盛、交通安全を願い清谷寺住職根本一範大僧正台下を尊師として供養祭 (三月二八旦)を行ってきましたが平成二十五年三月二十六日第二十回、がんかけ地蔵尊供養祭をもって中止させていただきます。
つきましてはお参りの皆様の浄寸い一部を奉納して清谷寺において根本一範大僧正台下を尊師として供養していただきます。
なお保存会は今まで通り運営いたします。