まだまだ南下し都営新宿線の高架をくぐる。
◆都営新宿線高架
こちらをくぐって線路の反対側(南側)へ
◆法然寺
浄土宗で、光照山影尊院と号します。元和二年(1616)一蓮社専誉了雲上人の開山で、本尊は山越の来迎阿弥陀如来像です。
当寺は文久三年(1863)十九世昌誉龍定によって書道家塾が開かれ、明治に入って平船学校を開設し、現在の船堀小学校の前身となっています。(寺宝として来迎の阿弥陀如来画像、釈迦涅槃画像を所蔵しています。)
墓地内には万治二年(1659)の笠付角柱型庚申塔がありますが、これは区内で最も古い時代のもののひとつです。
庚申塔は、庚申信仰の信者によって建立されました。六十日に一度めぐってくる庚申の日の夜に、眠っている人の胎内から三尸という虫が抜け出て天帝に罪過を告げるという道教に由来します。
■笠つき庚申塔(万治二年銘)
■青面金剛像庚申塔(寛文六年銘)
ともに区登録有形民俗文化財
◆船堀グリーンロード
左側の車道は船堀街道。
続く。