2023/02/06 農業ふれあい公園(旧高橋家長屋門)




◆旧高橋家の長屋門



[f:id:ovanrei:2023020807434j:image:w360]
旧高橋家の長屋門について
 この長屋門は高橋家で平成元年(1989年) まで使われていたもので、建造時期は、江戸時代後期以降(1820~1860年頃)と思われますが、 建造された年月など具体的な詳細については、判っていません。
 明治末~大正初年頃、高橋家に移されたと思われます。 この長屋門は、剣術道具の収納(庭先を剣術の練習場としていた)や私塾、 また養蚕場としても使用しており、地域の文化センターとしての役目を担っていました。
 長屋門は平成元年まで、 高橋家の敷地の入口に建っていましたが、 家の建替えの際、解体することになりました。 歴史的に価値があるため、 武蔵野市が寄贈を受け、 大切に保存し、 平成20年(2008年)4月に農業ふれあい公
園の管理棟として復元しました。
 復元の際には、従来の木材等をなるべく使用し、釘などの金具を使用せず 「木組み」 の工法がとられました。

旧高橋家の長屋門の配置変遷及び特徴について (右図参照)
○第Ⅰ期 (明治末期~大正中頃まで)
当初3室 (塾、道場)有、茅葺屋根であった。
○第ⅡⅠ期 (大正中頃~昭和初期)
移築し、トタン葺に改修。 分家時に1室切断し、 持って行っている。
○第Ⅲ期 (昭和初期~戦後)
周辺の建物の変化はあるが、 長屋門自体には変化なし。
○第IV期 戦後〜平成元年まで)
築地塀を撤去し、前面を駐車場にする。





◆田んぼ

かなり小さな田んぼだった。





道路を挟んで反対側も同じ名前の公園があった。





場所はコチラ