流山の後は我孫子の電中研にやってまいりました。
お目当てはこれ↓
まず最初に講演会。
肉眼で見えない地球内部をどうやって調べるかというものでした。
どういったもので調べるか。
地震派
電波
電磁波
重力波
放射線
などを使って調べるということでした。
特に目新しい内容ではなく、今までの私の中ではおさらいになりましたが、
講義は脱線したお話が面白く、楽しく聞けました。
次は所内ツアー。
1,地下探査レーダー
smartcartという機械で地中の様子をし選べる様子を実演。
素人が見てもほとんどわかりません(w
これでいろんなことがわかるようになるまでは、かなりの経験が必要なんだと思います。
2,共振振動台
激しい振動を与えて、機械や構造物が正常に保たれるのかどうかを調べる機械だそうです。
実際には動かしてくれませんでしたが、映像で原子炉で使う弁の検査の様子を見させてくれました。
あんな想定以上の激しい揺れの中でもちゃんと動かないといけないんですなあ。
当たり前のことなんだけど、感動しました。
3,空気力載荷装置
こちらは人工的に風を起こして構造物(電柱や鉄塔、送電線など)が破損しないかをチェックする機会だそうです。
実際に起こる風までは再現できので、ミニチュアを使って実験するそうです。
雪が降ると、電線には風が吹き付けたところに雪が付着。丸い形の電線が雪によってその部分がいびつになり、
風の影響で激しく揺らすんだそうです。
ギャロッピングといい、電線が切れたり鉄柱が倒れたりするとても危険な現象とのこと。
今回は電線が揺れる様子を実演してくれました。
これで今回の見学会は終了。
いつもとちがって子供たちと一緒ではなく、大人だけの一般公開だった。
じっくり見学できたので、ほかの研究所の一般公開もこうであってほしいと思います。