2016/10/13 part2 日野宿本陣

日野を散策中に、本陣跡があったので寄ってきました。
最初「碑」がたってるだけなんだろうなあと思っていたら、立派な建物が残ってました。




日野宿の問屋と名主を務めていた佐藤彦五郎が火事で焼けてしまった母屋を本陣兼自宅として建てられたものとのことです。
使われたのが1864年からということなので、150年以上前に建てられたということなんですね。





佐藤彦五郎は天然理心流を習い始め、自宅に道場まで作ったとのこと。
その道場に、近藤勇沖田総司らも訪ねるようになり、新撰組の物語が始まったとのことだった。



大名などが泊まった部屋


大名などが使う玄関



ボランティアで展示の説明などを判りやすく教えてくださる方がおり、いろんなお話が聞けて大満足です。



その他、廊下や庭など







都内には古民家が何軒か残っているけど、本陣はここだけ・・・・なのかな?
ご存知の方がいらっしゃいましたが教えてください。



日野宿本陣のHPはコチラ↓
http://makoto.shinsenhino.com/archives/place/050401154604.php



場所は中央線日野駅から徒歩12分。
休館日は月曜日とのことですが、行かれる方は事前にHPなどでチェックしてからいってくださいね!
あと、日野市立新撰組のふるさと歴史館の共同チケットを買うとお得です。









ovanメモ

市村鉄之助が、土方の遺影と遺髪を函館から届けた時は身なりが大変みすぼらしく、追い返されるところだった。


釘隠しに蝙蝠とウサギの形のものが使われており、大変縁起がいいものらしい。
上下逆につけられているのは「いいこと」が降ってくるようにとのこと。
蝙蝠・・・コウモリが中国語で「偏福(福が偏って来る)」に発音が似ている為、幸せの省庁とのこと。
うさぎ・・・子だくさんのため、子宝に恵まれるようにとのこと。


ずいずいずっころばしの歌は、お茶壺道中のことをうたっており、大名行列同様、格の高いものであり、前を横切りでもしたら斬り捨てられてしまうため、蔵の中にとじこもって戸を閉めてしまう(とっぴんしゃ)ことをうたったもの。
茶壺の一つは杉並区の歴史博物館に飾ってあるとのこと。