2023/12/17 豊島区立南大塚公園













◆都電ものしり博物館



1 都電の兄弟たち
都電は、東京都交通局が走らせています。
交通局には、 都電荒川線のほかに都営地下鉄線があります。
浅草線三田線新宿線の三路線です。 また、道を行く都バスも仲間です。
皆さんも乗ったことがあるでしょう。

2 都電荒川線の歴史を見てみましょう。
 東京でただ一か所となった都電荒川線は、現在一日延6万5千人の都民の皆様が利用しております。
 荒川線が誕生したのは、明治44年です。 この年、王子 (飛鳥山上) 大塚間が開業しました。
 当時は、私鉄の王子電気軌道という会社で運行されており、長い間 『王電』の呼び名で親しまれていました。
 この「王電」は、昭和17年東京市に移管され 市電」 と名前が変わり、昭和18年東京都制施行により「都電』 と呼ばれるようになりました。
 昭和37年の頃には、 東京都内に200Km以上もの都電の線路が網の目のようにありました。
 その後、自家用車の増加や地下鉄の開通により、 都電の多くの路線が次々に廃止されました。 三ノ輪橋 赤羽間および荒川車庫早稲田間も廃止予定でしたが、路線の大部分が専用軌道であること、 地域住民の強い要望などにより王子駅前-赤羽間のみ廃止し、他は残すこととなりました。
 そして昭和48年には、二つの路線をつなぎ、 三ノ輪橋 早稲田間として12.2Kmを一本化し名前を「都電荒川線』 と改め、現在にいたっています。

3 この電車の大きさと生い立ち
6000形の車両は、 現在荒川車庫で応急車として残されている 6152号車以外は昭和53年4月27日付ですべて廃車となりました。

4 現在の荒川線の車両
(他に6000形 (6152) 及び8500形が1両ずつで合計49) 平成3.1.1現在

5 この地図は、お父さんやお母さんの子供のころの路線図です。
この路線図を見ながら、皆さんの知っているところを探してみて下さい。
「こんなに電車が走っていたのか!」ときっとびっくりしてしまいますよ。





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