2023/04/14 天龍寺


天龍寺(てんりゅうじ、天竜寺とも)は、東京都新宿区新宿四丁目にある曹洞宗の寺院。山号は護本山。
かつては牛込付近にあり、上野の寛永寺江戸城の鬼門鎮護の役割をしていたのに対し、天龍寺は裏鬼門鎮護の役割を帯びていた。天和3年(1683年)に現在地へ移転した。新宿四丁目交差点の近くにあり、繁華街の只中で周囲をビルに囲まれた寺院である。
天龍寺の前身は遠江国にあった法泉寺とされる。法泉寺は徳川家康の側室である西郷局(於愛の方)の父、戸塚忠春(戸田忠春とも伝わる)の菩提寺であった。西郷局が後に江戸幕府第2代将軍となる徳川秀忠を産んだことから、家康の江戸入府に際し遠江国から現在の牛込納戸町・細工町付近に移された。同時に名を天龍寺と改めたが、これは法泉寺の近くを流れていた天竜川に由来する。天和の大火により焼失し、現在地へ移転した。江戸三名鐘の一つとされる梵鐘、「時の鐘」が現存し、大晦日には除夜の鐘でその音色を聞くことが出来る。
渋谷川(穏田川)の源流のひとつであり、かつては境内に池があった(2011年現在も地下水が豊富である)。 』
天龍寺 (新宿区) - Wikipedia


墓地に安中藩初代藩主 水野元綱の墓の史跡マークがついていた。
『水野 元綱(みずの もとつな、慶長6年(1601年) - 寛文5年5月16日(1665年6月29日))は、三河新城藩の第2代藩主。上野安中藩の初代藩主。新城藩初代藩主・水野分長の長男。母は山口重勝の娘。正室は中川秀成の娘。子は水野元倫(長男)、水野元知(次男)、娘(那須資国室)。官位は従五位下、大和守、備後守。新城城主。
慶長6年(1601年)、尾張に生まれる。慶長12年(1607年)から徳川秀忠に仕え、慶長17年(1612年)に大和守に任ぜられた。慶長19年(1614年)の大坂冬の陣では水野忠元に属して出陣し、夏の陣では首級を挙げた。元和2年(1616年)に近江伊香郡内で1000石を与えられた。
元和6年(1620年)に父・分長が徳川頼房に付けられて常陸水戸藩に移ると、三河新城藩1万石を相続する(この際に近江の領地は収公された)。この際に備後守に改めた。その後、大番頭・奏者番などを務め、寛永10年(1633年)に4000石を加増され1万4000石となる。慶安元年(1648年)に上野安中2万石に移封された。明暦3年(1657年)に琉球の使いが日光山に行く際にそこに赴く。
寛文4年(1664年)10月26日、次男の元知に家督を譲って隠居し、寛文5年(1665年)5月16日に死去した。享年65。法名は心源道要自雲院。墓所は東京都新宿区新宿の天龍寺。 』
水野元綱 - Wikipedia



以前お参りに来たことがある。
2018/04/08 新宿散歩 01 代々木駅/千駄ヶ谷神社/天龍寺/新宿三丁目駅/新宿追分 - ovanの社会科見学



天龍寺の やぐら時計
 時の鐘とともに、牧野備後守貞長が寄進したもので、この時計をもとに鐘を撞いたという。製作時期は不明であるが、天龍寺に寄進されたのは、現在の鐘と同じ明和四年(一七六七)と考えられる。
 時計は、高さ一〇三センチのやぐらに乗せられているため、やぐら時計と呼ばれる。時計本体は、高さ二四・五センチ、幅一六・五センチの鉄製の箱で、鈴柱(りんばしら)に椀を伏せたような鐘が取りつけられ、蝶型の止め金具で止められている。 棒天府(ぼうてんふ)は一挺である。本体の下からは動力用・鐘用の重りが二個ずつ紐で下げられている。当初は和時計であったが、文字盤は明治六年(一八七三)の改暦後に二十四時間制のものに付け替えられたと推定される。文字盤の中央には牧野家の三つ柏紋が付いており、柏の葉の一端が針になっている。

天龍寺の時の鐘
 明和四年(一七六七)に鋳造された梵鐘で、内藤新宿に時刻を告げた「時の鐘」である。
 天龍寺の梵鐘は、元禄十三年(一七〇〇)に常陸笠間藩主牧野備後守貞長により寄進されたもので、現在の鐘は、銘文によれば元禄十三年の初鋳、寛保二年(一七四二)の改鋳に続く三代目の鐘であることがわかる。
 総高一五五センチ、口径八五・五センチ、多摩郡谷保(現国立市)の鋳物師 関孫兵衛種久の鋳造である。
 この鐘は、内藤新宿で夜通し遊興する人々を追い出す合図として「追出しの鐘」と呼ばれた。また、このあたりは江戸市中の西の端であり、武士が江戸城に登城するのも時間がかかるため、明け六つの鐘を少し早く撞いたとも伝えられる。





◆聖観世音菩薩



 観音さまは自在に姿を変え一切の苦しみを救う慈悲の仏様です。
 中でも「聖観音」は種々の相に姿を変える前の元々の相をした観音さまのことです。
 観音経の一節には次のように説かれております。
 一心に観音の御名をとなえ念ずれば即座に願いを聴きとどけ藷の苦悩を救いたまう





◆鐘楼





六地蔵









◆山門





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