2022/02/28 稲荷町散歩 06 三光洞/経王寺/日の出湯/唯念寺/稲荷町駅/下谷神社/西町太郎稲荷神社

稲荷町駅からは南西へ向かって歩く。




◆三光洞

お隣(下記)の「経王寺」の施設。
斎場のようだ。
経王寺 三光洞 | 台東区 | 東京都 | 斎場 | 葬儀・葬式ならやさしいお葬式











◆経王寺


日朝堂


山門











◆日の出湯

銭湯♪












◆唯念寺












稲荷町

東京メトロ銀座線稲荷町駅。











下谷神社



 天平二年(730)、上野の忍ヶ岡に創建されたと伝えられる。寛永四年(1627)、寛永寺の建立のため山下に移された(現在の岩倉高校あたり)。しかし土地が狭く、延宝八年(1680)に広徳寺前通り(現在の浅草通り)の南側に移る(現在地の近く)。その周囲には武家の屋敷や長屋が建ち並んでいた。
 本社は下谷の鎮守として広く信仰を集め、「下谷稲荷社」「下谷惣社」などとよばれた。稲荷町という地名も、本社に由来する。江戸時代には開帳·人形芝居などがおこなわれ、
祭礼の時には盛大な行列が みられた。
 「下谷神社」と改称したのは明治五年(1872)である。関東大震災の後、昭和三年(1928)の区画整理により、東南に50mほどの現在地に移る。新築された拝殿には、池之端に住んでいた日本画の巨匠、横山大観により雲竜図の天井画が描かれた(平成十二年、台東区有形文化財) 。


寄席発祥の地

 現在の下谷神社は、明治5年以前は「下谷稲荷社」が正式名称でした。
 江戸時代、寛政10年(1798)6月に初代山生亭花楽が下谷稲荷社(現下谷神社)の境内で五日間の寄席興行を行いました。これが江戸における最初の寄席興行といわれております。
 落語自体はもっと前から存在しましたが、 それ以前の落語は、身分の高い方の前で一対一で話をしたそうで、 寄席の定義というのは一般の人を対象に、 木戸銭をとって落語を聞かせるにとだそうです。
 馬喰町で櫛職人をしていた京屋又五郎という人が、山生亭花楽と名乗り「風流浮世おとし噺」の看板を掲げ、下谷稲荷社(現下谷神社)の境内の賭け小屋で、一般の人を対象に木戸銭を取って落語を聞かせました。
 これが江戸における最初の寄席興行といわれており、 寛政の後の文化·文政の時代には百数十軒にも増加したそうです。
 山生亭花楽の名前の由来は「山板は小粒でピリリと辛い」をかけて付けられたそうで
す。山生亭花楽は後に三笑亭可楽と名前を変え現在は9代目です。
 平成10年(1998年)寄席発祥二百年を記念して、都内四つの亭席落語協会落語芸術協会を始め落語関係者の協カにより境内に記念碑が建てられ、同年4月 10日、落語関係者二百名参列の下、除幕式が執り行われました。

下谷神社について
 下谷神社は奈良時代(730年)に現在の上野の山に肥られました。
 今年で千二百八十七年、 東京では最も古いお稲荷さんです。
 寄席発祥の江戸時代寄席発祥の頃は、現在の浅草通りに面して肥られていましたが、閉東大震災後、区画整理のため現在地に移され昭和9年に社殿が造営されました。
 浅草通りに建つ赤鳥居の額は東郷郷平八郎の筆によるものです。
 拝殿天井には横山大観画伯の「龍」の絵がはめ込まれています。
 下谷神社の大祭は「江戸の祭りは下谷から」と言われるように下町で最も早い専然いの周りには 150 の露天商が軒を並べます。


隆栄稲荷社


舞殿


鳥居1


鳥居2


鳥居3


旧町名由来案内 旧南稲荷町

 明暦三年(1657)の江戸大火後、江戸各地の寺院がこの付近に移転してきた。そして、唯念寺、成就寺、宗源寺、西蓮寺の各門前に町屋が形成された。この頃、唯念寺の門前町屋は、町内に稲荷神社があつたので、俗に稲荷町一丁目と呼ばれていた。また、成就寺の門前町屋は稲荷町といっていた。
 明治二年、これら門前町屋は、隣接する辻番屋敷を合併して下谷稲荷町と名付けられた。稲荷神社は、現在の下谷神社である。
 明治五年、下谷稲荷町は現在の浅草通りで南北にわけられるとともこ、下谷江島町をあわせて、下谷稲荷町が誕生した。その後、明治四十四年に下谷の二字をはずして南稲荷町となった。











◆西町太郎稲荷神社



当町は、江戸時代の万冶年間、九州筑後柳川藩11万9600石の太守立花左近将監が江戸中屋敷として設けた跡地であって、当太郎稲荷は立花左近将監の母堂みほ姫の守り本尊として同邸内の現在地に建立されたものです。諸々の祈願事を叶え給い、特に商売繁昌に御利益あらたかな処から江戸明治大正時代を通じて広くその名が知られ、多くの善男善女に厚く信仰されてきております。現在も町内有志集って由緒ある当祠の維持運営に務め初午祭などが盛大に行われております。












続く。